この記事は、

〖オーディブル〗で拝聴した本、

「人生は楽しいかい?」

人生は楽しいかい?画像はオーディブルより

感想とまとめである。

 

ストーリーとしておもしろかったし、

内容もとても興味深かった。

 

素直に、

本書のテーマである『システマ』をもっと知りたいと思った。

本記事は、完全に自分のために

システマの「指令」と本書の要点

をまとめたものだ。

その前にまずは、私なりの感想と解釈をまとめた。

「人生は楽しいかい?」を聴いた感想

ナレーションの方の声が聴きとりやすい。

何人も登場人物が出てくるが、違和感なくスーっと内容が入ってくる。

ストーリーもおもしろく、すでに3度も聴いている。

そんな内容についてだが↓

初見の感想

聴き始めたときは

「夢をかなえるゾウ」かいな?

と思うほど似た印象を持った。

 

しかし結論としては、

全然別物だった。

 

あの本も成功哲学が詰まっていたが、

本書ではまったく違う方向性の学びと教訓を得られる本だった。

似ている点

たしかに

  • ストーリーのある小説形式で話が進んでいき
  • 関西弁を話す先駆者的な人から教えを乞うスタイルで
  • いくつもの課題(今作では「指令」)をクリアしていく

という話は、

あの関西弁のゾウと冴えない青年の話を彷彿とさせた。

 

ちなみに本書は〖ゲオロギー・システマスキー(通称ゲオ)〗

というロシア人が、師匠的存在となる。

「人生は楽しいかい?」の一貫した主張

しかし内容は、

人生に行き詰ったときは、

ロシアのシステマを使え!

そうすれば、

人のもつ本来のパワー(潜在能力)

が発揮できて楽しく生きられる

という一貫したメッセージだった。

 

それを実生活に落とし込んで

軽快なストーリーとともに進んでいく物語は

とても聴きやすく、内容にも興味を持てた。

 

「私もシステマを習いたい!」

 

聴き終わるころには、

すっかり自分も”システマの魅力”に興味を持っていた。

システマってなに?

本書の説明から引用↓

本来は「ロシア特殊部隊の秘密の教え」。

人間が本来備えている力を引き出す方法のこと。

「仕組み」英語では「システム」。

  • 体の仕組み
  • 思考の仕組み
  • 集団心理

いろいろな仕組みを紐解いて活用するのがシステマ。

教育や医療などさまざまな場面で応用されている技術。

本書のまとめ〖システマの指令〗

  1. よかったことを書き出す
  2. ゆっくりやる
  3. 知る
  4. 距離を測る
  5. 呼吸する
  6. 姿勢を整える
  7. 視点を動かす
  8. 限界に触れる
  9. 最悪を想定する
  10. 動き続ける
  11. 力む
  12. 成功体験を忘れる
  13. 相手を観察する
  14. 衝突をコントロールする
  15. 分かち合う
  16. 任せる
  17. 生き延びる

指令①よかったことことを書き出す

昨日起こった『良かったこと』を箇条書きにする

  • ネガティブにだけ捉えていると視野が狭くなる。
  • 人生最悪の日でされ、良かったことはある。

→出来事のよかった点に目を向けることで、ポジティブな面も見られて平常心に近づく。

 

ものごとには良い面と悪い面の両方がある。

客観的に捉えることが重要。

物事の良い面・悪い面の”両面”を見られるほどの平常心でいられるということが大事。

◇ポジティブなだけの思考も、「物事の片側しか見えていない」という点では視野が狭い。

 

 

指令②ゆっくりやる

・1つ1つの行動を「ゆっくりと丁寧に」やる

・「見落としてはいけないこと」を見つける

  • 靴の汚れを落としてみる
  • 靴ヒモを丁寧に結び直してみる
  • ゆっくり歩いてみて、いろいろと感じてみる
  • 仕事を丁寧にやる
  • 人との関わりを丁寧にする

無意味に焦っている自分に気付くことが大事。

 

 

指令③知る(観察する)

◇自分を知る

常に自分の心と身体を観察して、

どんなときにパニックになるか?

平常心でいられるように。

 

◇物事を知る

物事を観察して、よく知ること。

なぜそうなのか?を考える。

 

良いことも悪いことも、現実を受け入れることから。

  • 知らない不安は本当の自信を持つことができない。
  • 知らないことは無知は恐怖心を増強させる。
  • まずは現実を知ることから始めるべし。
  • 冷静に状況が把握できると、自分ができることが見えてくる。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず

 

観察するのは、なるべく具体的なことがいい。

  • 筋肉のこわばり
  • 呼吸の変化
  • 心臓がどきどきする

☆体は心と一体☆

 

 

指令④距離を測る

自分の緊張や恐怖心を観察した上で、

平常心を保てる距離感を探る。

対人関係の中で、人が受けるストレスは相手との距離によって変わる。

苦手な相手と話をするうえで、

自分の体が緊張しすぎないちょうどいい距離を見つける。

 

嫌だな~という恐怖心・緊張は大切な人間のセンサー。

そのセンサーを使って自分の平常心を保つ。

「いつでもここから逃げられる」という余裕があって始めて相手と対等になれる。

◇無駄に緊張してると、

→相手にも緊張感を与えるし、

→自分が受けるダメージも大きくなる。

 

 

指令⑤呼吸する

呼吸をよく観察し、

呼吸が乱れてると思ったら、

鼻から吸って口から吐く。(吐くことを意識)

これは回復のための呼吸。

=パニック寸前から平常心に戻すってこと。

 

「緊張・恐怖心・焦り」をコントロールすることは不可能。

でも、呼吸はコントロールできる。

呼吸は「意識」と「無意識」の架け橋となる。

呼吸をコントロールすることで、

心もコントロールできるようになる。

 

 

指令⑥姿勢を整える

姿勢をまっすぐにしてリラックスして立つ

注意*理解してやらないと体がガチガチになってしまう。

〖システマの良い姿勢=呼吸がしやすい呼吸〗

→リラックスして疲れが溜まらない姿勢。

◇自然体で立って体を揺らして、

自分が呼吸しやすいリラックスした姿勢を探す。

 

 

指令⑦視点を動かす

「姿勢を整える」の発展バージョン。

視点を移すことで姿勢が変わる。

=体のこわばりが減る。

緊張して話せない

→少しだけ視点をずらす(鼻を見るとか)。

 

 

指令⑧限界に触れる

《呼吸》

  1. 鼻から吸って口から吐く
  2. 吐いたら限界まで止める
  3. そのあとは止めていた以上に回復に時間を費やす

「ブレスホールドエクササイズ」

  • 呼吸を止めることで根源的な恐怖心に触れることができる。
  • 原始的な恐怖を体験することで心にストレスを与える。
  • そこからの回復が深くなる。

 

他のストレスに対する耐性が付く。

パニックから回復した経験こそが自信になる。

*回復には負荷がかかった時間よりも長い時間が必要。

 

 

指令⑨最悪を想定する

最悪な事態のシミュレーションをしておく。

〖考えられる可能性を書き出す〗

(一度、腹をくくる)

→妄想だと思っても体に緊張は生まれる。

→それを呼吸で平常心に戻す。

嫌な予感→平常心でいるから気付くこと。

◇万が一のことが起きても平常心でいられるために準備するということ

実は嫌なことから逃げている人こそ、

漠然とした不安に押しつぶされそうなのかもしれない

 

 

指令⑩動き続ける

<keep moving>

がむしゃらに動くのではない。

力尽きないように。

無限に動き続けられるような動きをせよ。

動き続けるために、

・呼吸して

・リラックスして

・姿勢を保つ

 

 

指令⑪力む

リラックスするために一度力む。

  1. 息を吸いながら体の隅々まで力を入れる。
  2. 息を吐きながら力を抜いていく。

◇表面の筋肉→深部の筋肉へ

寝転んでやると良い。

 

 

指令⑫成功体験を忘れる

人間は成功を体験するとパターン化したがる

しかし「パターン化」は柔軟性をなくし、身動きを摂れなくする。

つまりリスクが高いということ。

 

人間は常に前進している。だからあえて、

後ろ向きに歩く

これにより、

固定観念を忘れ、積み上げてきたものを一旦壊す。

そして変化することに慣れる。

 

 

指令⑬相手を観察する

自分の心身をコントロールしつつ、

相手の

《呼吸・緊張・姿勢》

を観察する

たいていの相手は姿勢が崩れたり、呼吸が浅くなったり、緊張しているもの。

◇カフェなどで、詐欺師になったつもりで道行く人を観察する。

たぶん、、、ナンパ師でもいいな。

 

衝突する場合、

みんなの姿勢・呼吸・緊張を観察する。

みんな平常心を取り乱している。

そこで自分の呼吸し、姿勢を整え、緊張をコントロールする。

指令⑭衝突をコントロールする

一流・・・相手の攻撃を受け流す。

超一流・・・相手を癒す。

…これは難しそうだ。

 

距離を測り、

観察し、

衝突をコントロールすることで、

難しい相手とも対等に渡り合うことができいる。

 

指令⑮分かち合う

《シェアリングタイム》

  • 必ず全員が発言すること
  • 否定や批判はしないこと

巨大なプロジェクトは巨大な本。長編小説。

人生はまさにそれ。

1人では読み切れない。

だからたくさんの人に関わってもらって読んでもらうってこと。

 

指令⑯任せる

《リーダーの仕事》

◇部下を持ったらどうしたらよいのか?

「何かを任された」というときに人は動く。

指示を出すときは、任された側が自分で判断する余地を残す

→指示は簡潔が良い。

「どうしてもらいたいか」だけでいい。

「分かち合う」とセット。

大きまかな目標を提示し、任せてしまう。

情報は共有する。互いに責めたりしないこと。

 

 

指令⑰生き延びる

生きることを大切にする。

人間らしく清々しく生きること。

それは元々人間が持ち合わせていること。

 

「人生は楽しいかい?」

この本は、

生きることを全力で楽しんでいくために、

システマが役立つということを具体的に伝えてくれた。

 

  • ゆっくりと、
  • 呼吸し、
  • 姿勢を整え、
  • リラックスをし、
  • 観察し、
  • 動き続ける。