これはYouTubeに公開されている、

映画〖もらいもん〗の続編。

そして

超大作〖もらいもん〗の最終回。

 

本編は魔界の住人(メンバーシップ)限定なので、言及できない。

 

今回は

一般公開されている、ショート動画2本

をつなぎ合わせて見てみた、私なりの感想を言いたい。

 

まず全体観としての感想

◇B子さんの作る映像のリアリティがハンパない。

◇何度も見ているはずなのに、

毎回入り込んで感情移入している自分に気付く。

◇さらに曲の心地良さ、それに相まって歌詞の心を打つことと言ったら。

◇冒頭にも言ったが、もうこれは映画。

1本目と2本目の歌詞をつなげてみた

<ショート動画1本目>

四次元ポッケに比べたら 人間ちっぽけだなって思うよ

ありふれたことで 涙あふれ 積み重ねてく出会いと別れ

 

四次元ポッケに比べたら 人間ちっぽけだなって思うよ

ありふれたことで 涙あふれ 積み重ねてく出会いと別れ

でも神様

悲しみにあふれた世界なら?

会いに行きたいよ

それでも今から

 

ねぇ神様

ありがとうって

これから

あと何回

言えるのかな?

<ここから2本目のショート動画へ>

数百回 数千回?

わからない

わからないけど あと1回

もしあと1回だけなら

もう泣かない

笑い合いたい

あったかいぬくもり

 

後悔 のない最終回?

あふれる愛

走馬灯が止まらない

 

もしあと1回

叫べるなら 叫びたい

愛を 叫びたい

Wow Wo

 

四次元ポッケに比べたら人間ちっぽけだなって思うよ

<ここでショート動画は終了>

 

映像の描写を追って解説と解釈していく

<ショート1話目>

運転中に涙を流しているジャイアン

そして自転車を猛スピードで漕いでいるのび太

からの、とある病室前の映像。

病室の名札には「出木杉様」の文字

(ベッドで寝ているのは出木杉くんのようだ)

 

スネ夫が雨の中、傘を差さずに真剣な表情で走っている

そして運転中に肩で呼吸しながら涙を拭うジャイアン

(2人とも悲しみを抑えながら精いっぱい急いでいる様子がわかる)

 

酸素マスクを取り付けて

病室で寝ている出木杉くんの顔のアップ

 

眉間にシワを寄せて、意識がもうろうとしている中、

手で病室のシーツをギュッと握りしめる

(握る拳には、くやしさが滲み出ている)

 

胸には心電図のモニターが装着され、胸が大きく速く動いている

(呼吸が苦しく重傷であることが見てわかる)

 

回想シーンへ

幼少期の出木杉くんだろうか

笑顔の少年が一瞬映った

 

そしてまた現実へ

点滴の速度が早い

(これもまた重症であることを示唆している)

 

自宅のテーブルに

「おかあさん ありがとう」と描いたお母さんの似顔絵

そこに涙が一滴こぼれる

絵に触れる白い手と細い指が映る

(絵を見ているのはお母さんだろうか)

 

病室で悔しそうな出木杉くんの表情

再び拳を握ってシーツをつかむシーン

 

目をつむって

浮かぶ情景は

空き地でサッカーボールを4人で追いかけているシーン

 

<ここからNew歌詞部分へ>

夕焼け空

空を飛ぶカラス

流れる雲

空き地の奥にはいつも見慣れた横たわった土管

 

風に揺れる空き地の地面の草

空き地に舞うチョウチョ

そして土管

あの情景が思い出されるということだろう

 

夜が明けた

出木杉くんはシーツをつかんで起き上がり

写真を手に取る

(起き上がるのも辛そうなのがよくわかる)

4人で笑顔の写真を眺めている

喉元のアップ ゴクっと息をのむ

外に視線を移す

 

しずかちゃんの表情

走るスネ夫が無表情から、口を大きく開けて険しい顔を走るようになって

のび太も立漕ぎになってより全力で自転車を漕ぐ姿

しずかちゃんは涙を流し、顔がみるみるクシャクシャになって手で顔を覆う

ここで1話終わり

 

<第2話スタート>

点滴棒を押しながら、

フラフラしながらもやっとの歩きで屋上に出てきた出木杉くん

空を見上げて

幼少期を思い出す

思い出すのは、母親と手をつないで歩いていたとき

空き地でサッカーボールを追いかけて遊ぶのび太、ジャイアン、スネ夫

3人は出木杉くんに気付いて手を笑顔で振り声をかけてくれる

自然と母親とつないでいた手を離し、

その輪にかけていった幼き出木杉くん

 

それを思い出して、

病室の夜、苦しそうな表情で

再びシーツをグッとつかむ出木杉くん

 

そしてあの夜、

険しい顔で全力で走るスネ夫

泣きながら自転車を立漕ぎするのび太

涙を拭いながら車を飛ばすジャイアン

 

そして

季節は桜の時期

ジャイアンの握るこぶしにグッと力が入る

大きなお墓を目の前にする4人

のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは喪服

終始クールだったスネ夫がここへきて眉毛をへの字にして、表情を崩して大号泣で涙を流している

<ここで第2話終わり>

 

映像の感想:描写を描くプロか

描写に感情がうまく表現されている。

言葉なくしても、しぐさだけで感情が見えてくるってホントにすごいことだと思う。

シーツを握ると悔しいとか

起き上がるときの手で押すだけじゃなくて握るところとか、力の入れ具合とか

ゴクリと飲み込む喉元からは何かを覚悟した印象も受けるし

MVの細かさに驚かされるし、

だからこそこれだけ多くの人の心を動かすんだと思う。

歌詞の感想:言葉の表現力がすごい

「走馬灯が止まらない」とか、すごい表現だなと思った。

そして

「ありがとう」が言えるって幸せなことなんだなと改めて感じた。

人生が長く続くと思ったら理不尽な感情も出てくるけど、

いざ残り時間が少ないと気付いたら、

どう過ごすべきか自然と見えてくるよね。

 

やっぱり最後は笑い合いたいよね。

 

感動した。

そしてやっぱり考えさせられた。

 

良い時間をありがとう。

 

 

ちなみに、

描写には3種類あって、

  • 情景描写
  • 人物描写
  • 心理描写

って言うらしい。

B子さんは、まさに使いこなしている。

映像に物語や奥行き、そして臨場感が生まれているのはこれらを完璧に理解し使いこなしているからだと思った。